CD 輸入盤

交響曲第7番、第8番、第9番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(3CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE04339
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルックナー:交響曲第7番、第8番、第9番(3CD)
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
新リマスタリング&新装丁で復活!


廃盤となっていたムラヴィンスキーのブルックナー・セットが、新たにリマスタリングされ、ジャケット・デザインも変わって再登場します。
 どのような作品に対しても、常に不器用なまでの真摯さで演奏に取り組んでいたムラヴィンスキーは、オーケストラとのリハーサルも質・量共に徹底しており、モーツァルトやベートーヴェンからショスタコーヴィチ、バルトークに至るまで、研ぎ澄まされた響きの凄みを随所に感じさせるスタイルで一貫、それはブルックナーの場合でもまったく同じでした。
 大編成オーケストラが鳴らされるブルックナーの交響曲の場合、鑑賞に際して音質は重要な条件となりますが、残念ながらムラヴィンスキーがステレオで録音を残したのは第9番だけで、他の2曲はモノラル録音となっています。
 とはいえ、最も古い第8番は、当時、機材に恵まれていた首都モスクワでメロディア・レーベルによりセッション録音されたもので、モノラルとしては情報量も多くバランスも良好なため、以前のセットでも鑑賞にそれほど不都合は無い印象でした。
 また、同じくメロディア・レーベルによって1980年にステレオでライヴ録音された第9番は、もともと当時のソ連のライヴとしては上質な音だったため、以前のセットでも満足できるものだったと思います。
 問題は、まだ機材に恵まれていなかった時代のレニングラードでライヴ録音された第7番ですが、1967年という年代を考えると、もしかすると今回のリマスタリングによる音質の向上に期待が持てるかも知れません。(HMV)

【収録情報】
CD1
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
 録音時期:1967年2月25日
 録音場所:レニングラード・フィルハーモニー大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

CD2
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
 録音時期:1959年6月30日
 録音場所:モスクワ音楽院大ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

CD3
・ブルックナー:交響曲第9番二短調(原典版)
 録音時期:1980年1月30日
 録音場所:レニングラード・フィルハーモニー大ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

総合評価

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5.0

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 音質の悪いのを覚悟して聴けば、それほど...

投稿日:2012/07/26 (木)

 音質の悪いのを覚悟して聴けば、それほど悪くない音で気の引き締まった硬質のブルックナーが聴けます。モノラルではありますが、私は8番の演奏が、気に入りました。

endless odyssey さん | 大阪府 | 不明

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以前同じレーベルから出ていたCDVE04258の...

投稿日:2011/12/03 (土)

以前同じレーベルから出ていたCDVE04258の方を持っています。 興味深いのは7番のアダージョのクライマックスで、ノーヴァク版に準じて打楽器が加えられていますが、ティンパニが徹底的に抑えられているため、シンバルとトライアングルだけが鳴っているように聴こえます。(ティンパニのロールはクライマックス部分の終盤に微かに聴こえてきます。)インバルやブロムシュテットのように、ティンパニだけを朗々と鳴らす演奏はありますが、シンバルとトライアングルだけが鳴っているように聴こえる演奏はおそらくこれだけで、まったく独特の天才的解釈ではないでしょうか(いや、実は単なる奏者のミスなのかもしれませんが…)。クライマックスへの盛り上げ方も見事で、これが聴けるだけでも価値があるかと思います。7番はモノラル録音ですが、私の持っているCDVE04258を聴く限り、個人的印象ではフルトヴェングラーのライヴ録音あたりなどよりはよほど聴きやすい音楽的な音質で、鑑賞に支障はありません。 8番も優れた演奏ですが、もっと歳を取ってからの録音があればより深いものが聴けたのではないかと思います。 9番の演奏の独特の素晴らしさは既に多く語られており、あえて言うまでもありません。

Dewurich さん | 埼玉県 | 不明

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7番はさすがに音がイマイチで、十分楽しめ...

投稿日:2007/11/29 (木)

7番はさすがに音がイマイチで、十分楽しめないが、1980年録音の9番は滑らかなステレオで聴きやすい。演奏もシューリヒトを想起させる素晴らしさ。しかし、このセットの白眉は8番である。音はモノラルだが、以前のBMG盤より角がとれて、音が柔らかで、強奏部のオーバードライブがやや和らいでいる。演奏はハース盤なのに73分程と かなり速い。なのに、格別速く感じない。しかし、ここぞと言うときのデモニッシュな迫力が素晴らしい。

七海耀 さん | さいたま市 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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